※現在、全てのフィットパーツが生産中止となり在庫切れとなってしまいました。 申し訳ございません。

 

 

スウォッチ/SWATCHのバンド交換で、フィットパーツについて色々と紹介しています。
このページの下の方に、フィットパーツ・小についての注意事項がございますので、ご覧ください。

当店ではスウォッチ対応フィットパーツを販売していますが、もちろん時計を当店に送って頂きましたら、パーツの取り付けをさせて頂いております。
サイズをご確認の上、ミラーかつや消しかの色を指定してお送り下さい。

 


というわけで、こちらが送られてきたスウォッチ2点です。

 


まずはピンを抜かないといけませんが、先の細いもので押し出します。
針の長さや直径が違う工具がありますが、あまり太いと入らないですし、針の部分が長いと折れるので気をつけて下さい。

 


本当はハンマーで叩いて押し出しますが、中には手で押しただけでピンが抜けてしまう時計もあります。反対側をヤットコでつまみ出します。

 


ピンは写真のようにしても入りますが、Cリングが入っているので最後まで手で押し込むのは難しいのでお気をつけ下さい。

 


当店では写真のように、工具を使って上からハンマーで叩いて押し込みます。

 


装着完了です。左がミラーの小、右がつや消しの中を付けました。

 


バネ棒(1組500円+税)もご希望でしたので、左:小は16mm、右:中は18mmのバネ棒をお付けしてお送りしました。

 


今回のお修理は
・パーツ代:1,500円+税×2
・バネ棒代:500円+税×2
・送料:レターパックライト370円 でさせて頂きました。

・・・実は今回のお修理で、たいへん重要な事がありました。
ここからがフィットパーツ・小の取り付け注意事項です。

 


フィットパーツ・小の赤線の幅は17.5mmです。
ですので時計本体の幅が17.5mm以上でないと、このパーツは入りません。

ところが今回お預かりした時計の本体幅は17mmちょうどだったのです。
わずかですがパーツのほうが0.5mm大きいので、パーツがはまりませんでした。

 


そこで写真の緑色の部分、両サイドを削ってはめました。

 


こちらが実際に削って、はめ込んだ写真です。
時計にはめ込むので、削った跡も両サイドで見えないですし目立ちません。

 

今回たまたま当店に時計を送って頂いたので、削って入れることが出来ました。
しかし、店頭での取り付けでもこんなに、微妙にはまらない、ということはありませんでした。

フィットパーツ・小も何人かの方に郵送しましたが、入らないという連絡はありませんでした。
念のため部品メーカーに問い合わせてみましたが、17.5mmで合っていました。

つまり不良品でもなく、フィットパーツ・小は元々このサイズで作られた、ということです。
ですのでフィットパーツ・小をご注文される方は、お持ちのスウォッチの時計の幅に十分ご注意下さい。

今回のお修理以降、フィットパーツ・小のご注文をされた方には、もう一度幅が17.5mmで大丈夫かどうか確認して頂いています。

お一人は大丈夫でしたが、もう一人の方は時計の幅が17.2mmとのことでした(笑)
どんなけ微妙やねん、と思われるかもしれませんが、その後も17.5mmはないけど17mmちょっとはある、という方もいらっしゃいました。
つまり、本当に17.2mmくらいのスウォッチもあるということです。

ですので小の場合は、両サイドを削らないと入らない場合があることをご了承下さい。

 

ご自分で削る場合、

パーツはステンレスなので、こういうダイヤモンドヤスリでも削れます。
仕上げに目の細かい紙やすりで仕上げれば十分かと思います。

ただし、いくつかの注意事項があります。

 


パーツを無理に押し込もうとすると、時計本体の出っ張り(赤丸の部分)が割れる可能性がありますのでご注意下さい。

たとえパーツの両サイドを削り過ぎたとしても、大丈夫です。
真ん中のギザギザ部分がしっかりと噛み合うので、ずれたりガタつくことはありません。
パーツがすっと入るくらいに、両サイドを均等に削って下さい。

つや消しの場合は、特にヤスリ等が当たらないように(キズが目立つので)気をつけて下さい。

とは言いましても申し訳ありませんが、取り付け・加工等は自己責任でお願いします。

17mm幅まででしたら当店であらかじめパーツを削ってからお送りすることも出来ます。
その場合、加工代として1,500円+税が加算されます。

※郵送でのお修理も受け付けています。
お問い合わせはメールでお気軽にどうぞ。
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